心構え
ちょっと前に読んだ本のおはなしです。
旅人が大きな地震災害にあった町を訪れた時の話です。
レンガを積んでいる男がいました。旅人が「なにをしているんですか?」と尋ねると、男は「見りゃ分るだろ。レンガを積んでるんだ。」
しばらく歩くと赤ん坊を背負った女の人がレンガを積んでいます。「なにをしているんですか?」 女の人は「この仕事が終わったら給料が出るのさ。それでこの子にミルクを買ってやるんだ。」
更に進むと若者がレンガを積んでいます。「なにをしているんですか?」 若者は「これを造った俺の名前がいつまでも残るような立派な壁を造っているのさ!」
同じ事をしているようでもその取り組み方は様々ですね。
写真はガウディ設計のサグラダファミリアです。
こんな立派な建築物も最初は一つの石からの始まりです。 (ひらパー)